ごあいさつ

今年も残すところわずかになりました。読んでくださった皆様、ありがとうございます。

今年は美術展関係の記事が比較的多く書けて良かったなぁと思います。皆様のお役に立っていればなおよいのですが・・・・・・。

来年も書いていきますので、どうぞお付き合いよろしくお願いします。また年がかわったときに更新いたします。
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アプリを使う2

有名ですが、電子書籍を読むアプリ「Kindle」も世界史の授業で役に立つようです。もちろんいろいろな 活用方法はありますが 今回は 青空文庫を紹介したいと思います。 

青空文庫というのは 著作権が切れた本を 無料で読めるように 編集したものです。アマゾンのKindleストアで購入し、無料でよめます。

その中には世界史に関係するものも多くありました。
 
例えば、ウマルハイヤームの『 ルバイヤート』 そして スウィフト の『 ガリバー旅行記 』さらに ダンテの 『神 曲』 までもありました。

これらはすべて、Kindleを活用し、青空文庫の作品を無料購入すれば自由に読むことが出来ます。一度ダウンロードすれば、オフラインでも読めます。授業で一節を読み聞かせたり、本文をスクリーンに提示してみんなで作品にふれることも出来るでしょう。

私の買ったタブレットには、Kindleのアプリはもともと入っていました。
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アプリを使う

本日は、タブレットの授業活用の例として、アプリの活用をあげたいと思います。というより、アプリの紹介をしたいと思います。

本日紹介するアプリは「Muslim Pro]というアプリです(play ストアから無料で【広告付き】ダウンロードできます)。イスラーム教徒のプロ?どんなアプリなのでしょう?それは、イスラーム教徒向けのアプリなのですが、世界史や地理または倫理の授業で活用できる可能性を秘めたアプリです。

その機能をざっと紹介します。まず、一番活用できそうな機能は、コーランの読み上げです。アラビア語でコーランを読み上げてくれます。しかも、日本語にしたものも書かれています。実際に聞くことで、アラビア語に触れるとともに「読誦するもの」「コーラン」の音楽性に触れることができるでしょう。そのほか、礼拝するときに向かうメッカの方角を示すコンパス(ロケーション検知機能をONにしないと使えない)やイスラム歴カレンダー、メッカのライブ中継映像、ハラール(許可された)食事を提供している店の地図などの機能が満載です。

コーランを聞くのに使用してもいいですし、アプリの機能を紹介ししつつ、イスラームの暮らしについて語るのもいいでしょう。あるいは、コンパスの画像を見せて、「なんに使うでしょうか?」と生徒に考えさせるのもよいかもしれません。私は、まだ使用していませんが、イスラームを扱うときにはこのアプリを活用しようと思っています。

リンクをはっておきます
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bitsmedia.android.muslimpro&hl=ja
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画像を提示する

私が今のところタブレットに大きく期待している役割は、画像の提示です。私の場合は(ASUSです)タブレットの設定(歯車のようなアイコン)→もっと見る→play to でワイヤレスでテレビ画面に画像を提示しています。そうすると、タブレット画面がそのままテレビ画面に表示されます。

資料集も見ていて楽しいものではありますが、大きく提示でき、目を引くという点ではタブレットを活用した方法もよいと思います。また、みんなで画像を見て、そこからわかることを考えていくアクティブ・ラーニング的な構想もよいかと思います。資料集だと、すでにその画像の解説が載ってしまっていることもありますが、自ら提示する画像なら、その心配はありません。

私は、近現代史において風刺画を題材にしてそこから歴史・状況を読み取るというのが好きです。有名なものでは、ロシアがタコになってヨーロッパに手を伸ばしている作品があります      (https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/100500377/)。これを用いて考えると、国際情勢やヨーロッパの意識がよく見えてきます。生徒の目を引きますし、生徒の考えをあげさせるにもいい題材でしょう。

また、説明のために戦いの様子を描いた絵を提示したり、現代史では実際の写真を提示するのもいいでしょう。たとえば、弾薬を作る女性の写真などは、第一次世界大戦が総力戦であったことを雄弁に語るいい資料です。

著作権を考慮し、ウィキペディアのパブリックドメインの画像などを探すと、いろいろな発見があると思います。
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板書の記録  

私がタブレットを使って行っていることの1つが、写真による板書の記録です。授業が終わったら、タブレットに搭載されているカメラを利用して板書の写真を撮っておきます。

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例えば、こんな感じです。写真に残すことで、自分の振り返りや反省がよりスムーズに行えるようになりますし、次の授業まで間が空いてもどこからだったか忘れる心配もありません。複数年ためれば、日記にもなりますし、成長の記録ともなります。 

ちなみにわたしは、日記アプリを使って、写真とともにコメントや
覚え書きを簡単に記録しています。
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タブレットを買った

少し前になりますが、タブレットを買いました。ASUSのZenPadというものです。授業で、「画像をテレビ画面に飛ばし、大きく表示する」のが当初の目的でした。特に、近現代史において風刺画を大きく提示し、それをもとにいろいろ考える、授業の導入にする、というようなことをしたかったのです。

しかし、いろいろとタブレットをいじってみると、それ以外にも世界史や地理の授業で活用できるいろいろな方法やTips、アプリが見つかってきました。これからしばらく、そのようなネタや小ネタをブログで紹介していきたいと思います。

私は、パソコンやタブレットに詳しかったり、そいううものが得意だったりする人ではありません(むしろ逆だと思います)。そのため、高度な方法や先進的な方法などを紹介することはできません。しかし逆に、そういった人でも役に立つ方法を紹介できる、かもしれません。

授業のICT化が言われていますが、足元からのICT化ということで、お付き合いいただければ幸いです。


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眼鏡と旅する美術展 [展覧会などの情報]

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世界史系ブログとしては異色 ですが 今日は 静岡県立美術館 で行われている めがねと旅する美術展 を紹介したいと思います 。

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どのような内容かは知らずに この展覧会へ行きました。歴史的な眼鏡があるのでしょうか?でも、旅って?

確かに、 最初のコーナーでは 眼鏡の展示がありました 。 フロイトの眼鏡 などという興味深いものもありました。 しかしながら興味深い内容は それに留まるものではありません 。

その次には 旅のテーマがはじまります 。鉄道、飛行機 そういった物に関する 写真や絵画が展示されていました。鉄道に関しては、影絵、車窓からの風景、映画の生みの親リュミエール兄弟の作品などがありました。飛行機に関しては、航空写真、架空の町の地図などがありました。架空の地図は特におもしろく、いかにもありそうなまちにみえました。

今度は、眼鏡に関わるのでしょうか、錯視の展示がありました。止まっているはずの絵が動いて見える。
分かっているのに騙される。視覚のちからってすごい。

あと、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」をきれいに描いたアニメーションの放映、見るということを問い直す作品などがありました。

ここまでのことから言えるように、この展覧会はとてもバラエティーに富んでいます。モダンアート的に「これは芸術なのか?」と考えるもよし。ただ作品を面白がるもよし。いろいろな人が、いろいろに楽しめる。だからこそこの展覧会をあえて紹介したくなったのです。 



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