人道の港 敦賀ムゼウム

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福井県の敦賀市(つるがし)にある、「人道の港 敦賀ムゼウム」へ行ってきました。これは、杉原千畝さんに関連する資料を展示した資料館です。杉原千畝さんは、日本の外交官です。彼は、ナチスによるユダヤ人迫害の時代に、領事としてユダヤ人亡命のためのビザ(命のビザ)を発行し、数千人の命を救った人物です(省の命令に反してこれを行った)。

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ところで、なぜその資料館が敦賀にあるのかということです。これは私は初めて知ったのですが、亡命してきた人たちが日本へ入るとき、玄関口となった港が敦賀なのだそうです。このとき亡命した人々は、敦賀を「ヘブン」と呼んだそうです。アブラハムの宗教の人々をしてそう言わしめたのです。

資料館には、そのほかにも亡命した人々の証言、当時の敦賀の人々の証言、ビザ、紹介VTRなどがあり、広くはありませんが、杉原千畝さんに関して、理解を深めることができます。結構感動的な施設です。入館料は100円です。

アクセスは、敦賀駅から1時間に1本くらいですが、「ぐるっと敦賀周遊バス」が出ているので、それに乗っていくとよいでしょう。駅から歩いていくことも、地図があれば可能です。行く途中には、博物館や赤レンガ倉庫など、いくつかの見どころもあります。

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赤レンガ倉庫


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