眼鏡と旅する美術展 [展覧会などの情報]

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世界史系ブログとしては異色 ですが 今日は 静岡県立美術館 で行われている めがねと旅する美術展 を紹介したいと思います 。

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どのような内容かは知らずに この展覧会へ行きました。歴史的な眼鏡があるのでしょうか?でも、旅って?

確かに、 最初のコーナーでは 眼鏡の展示がありました 。 フロイトの眼鏡 などという興味深いものもありました。 しかしながら興味深い内容は それに留まるものではありません 。

その次には 旅のテーマがはじまります 。鉄道、飛行機 そういった物に関する 写真や絵画が展示されていました。鉄道に関しては、影絵、車窓からの風景、映画の生みの親リュミエール兄弟の作品などがありました。飛行機に関しては、航空写真、架空の町の地図などがありました。架空の地図は特におもしろく、いかにもありそうなまちにみえました。

今度は、眼鏡に関わるのでしょうか、錯視の展示がありました。止まっているはずの絵が動いて見える。
分かっているのに騙される。視覚のちからってすごい。

あと、江戸川乱歩の「押絵と旅する男」をきれいに描いたアニメーションの放映、見るということを問い直す作品などがありました。

ここまでのことから言えるように、この展覧会はとてもバラエティーに富んでいます。モダンアート的に「これは芸術なのか?」と考えるもよし。ただ作品を面白がるもよし。いろいろな人が、いろいろに楽しめる。だからこそこの展覧会をあえて紹介したくなったのです。 



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