センター試験世界史第1問

センター試験の問題が公開されたので、さっそく第1問目に対するコメントを記したいと思います。

問1 ベルサイユ宮殿はルイ14世。バロック式もおさえておこう。アルハンブラ宮殿は、ナスル朝の都グラナダに建てられた。イベリア半島です。

問2 トゥサン=ルーベルチュールはハイチの独立で活躍。これは過去問にも例あり。黄巾の乱が後漢末期に起こったのは三国志の基本知識ですね。指導者は太平道のボス張角ですね。

問3 17世紀というと、ヨーロッパに関しては絶対王政の時代というイメージを持っておけばよいだろう。18~19世紀初めがいろいろな市民革命の時代。

問4 朝鮮半島情勢は、日本史との関連事項といえるだろう。三国時代は、中国だけではありません。

問5 キューバ危機(対立の高まり)→日中平和友好条約(緊張緩和へ)→チェルノブイリ(社会主義勢力の衰退)を象徴しているといえる。冷戦期は、始まり、雪解け、危機、デタントと場面ごとに整理するとよいだろう。

問6 始皇帝の兵馬俑問題は過去にも類似の選択肢あり。過去問は大切であることの見本。

問7 コペルニクス(文化史)や冷戦期を含み、やや学習が手薄になったか。ポーランドといえばショパンも出してほしいが。

問8 ニュルンベルク裁判に関しては、過去に開催時期を問うた問題もあった。誤答の「レジスタンス」とは、市民による抵抗運動を指す。

問9 一国社会主義はスターリンの主張です。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。