十字軍 [中世ヨーロッパ]

今日は、十字軍を授業で扱った。十字軍は、ヨーロッパにおいてはかなり盛んに研究されているテーマです。どの分野でもたいていはそうなのですが、十字軍もいろいろな切り口で扱うことができます。

そこにイスラームとキリスト教の「文明の衝突」を見ることも不可能ではないでしょうし、その中に共存を模索する動きを探っていくことも不可能ではないでしょう。もちろん皿ディンの活躍を描くことも、リチャード1世を描くことも、それはそれで可能です。

十字軍の展開の流れを重視しつつ、共存への動き(たとえばいろいろな協定など)も暗示していきたいと考えています。

映画『キングダム・オブ・ヘブン』の出番かと思いきや、よくよく考えてみると、あれは第2回十字軍と第3回十字軍の間の出来事を描いているので、うまく展開に組み込めませんでした。投石器やサラディンを示すならよさそうですが。むしろ『十字軍』(セシル・B・デミル監督)が各国の王をよく描いているかなぁと言う気もする。

最終回は別のことをやるので、明日が実質上の夏休み前最後の世界史の授業となる。第4回の「脱線十字軍」からのスタートだ。
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