動画授業配信決行

臨時休校中の高校生の力になれる、かどうかはわかりませんが、そうなれればと思い、本ブログで世界史の動画授業配信を行っていきたいと思います。オリエントから始めていきますが、どこまでいけるかは未定です。以下のように作りますので、自分に合っているかどうかチェックして、あっていそうならば活用していただけると、うれしいです。

① できるだけ短めに。
 いつでも、どこでも、見られるようにテーマを区切って1本1本の長さを短くしていきます。

② 細かさは犠牲にします
 おおざっぱに内容を扱いますので、細かいことが知りたい人はほかの資料等も参考にしてください。ざっくりとしたイメージを知りたい、大まかに復習したい、という場合には合うかもしれません。

③ 著作権留意のため・・・
 教科書や資料等を提示することができません。そのため、地図やイラストがイメージイラストっぽくなっています。ご了承ください。本物がみたい場合は・・・ごめんなさいwikiなどで検索してください。

一緒に頑張っていきましょう。
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生徒への連絡

休業期間に伴い、以下のことに留意しましょう。「過剰に慌てず、健康に気を付けて」が大切でしょう。

1 手洗い うがい
うがいは、水で行うのが良いようです。手は、脅迫的になるべきではありませんが、丁寧に洗うとよいです。


2 食事と睡眠
人にもよりますが、7時間前後の睡眠が体にとっては良いようです。野菜等をしっかり食べましょう。


3 情報を見極める(メディア・リテラシー)
ある情報が出た時、ほかの情報源も当たってみる。即断せずに次の情報を待つ。などの対応が必要なことも多くあります。

※ 中世ヨーロッパでのペスト(30パーセント以上の人が亡くなった。新型コロナウイルスの10倍以上の致死率であった)流行時には、ペストの被害だけでなく有害な治療法やデマに基づく迫害(ユダヤ人がペストの原因だ、誰かが毒を流したんだ 等)などの犠牲も多く出ています。そういった歴史に学ぶべきです。

健康に気を付けた生活を送り、時間を有効に使用してください。
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コートールド美術館展 [展覧会などの情報]

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愛知県立美術館で開催されている「コートールド美術館展」へ行ってきました。コートールド美術館は、イギリスの美術館です。コートールド氏が集め、寄贈したコレクションを中心にした美術品の展覧会です。コートールドさんは、人々が美術に触れることをとても大切なことと考えており、そのような場を実現したかったのだそうです。

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展示されている作品は印象派~ポスト印象派の作品です。世界史の教科書にも出てくるセザンヌ、マネ、モネ、ルノワールなどの大御所の作品が一堂に会していました。

展示方法で面白いのは、画家の手紙の展示やX線を用いての制作過程の解説があったこと、1つの作品を取り上げて世界史の資料集のように詳細に解説してあったことなどがあげられます。コートールド美術館はロンドン大学に付属する美術館だそうで、さすがにいろいろな分析をしているのだなと思わされます。

今回の展示では、セザンヌの木の描写が素敵だと感じました。あまり意識したことはなかったのですが、風の揺らめきを感じさせ、動きのある風景を1枚の絵で表していました。また、ルノワールの赤っぽい色遣いは、女性だけでなく風景画でも味わうことができました。

印象派といっても、多様な作品を見ることができるでしょう。

やや混んでいましたが、作品をゆっくり見られないほどではありませんでした。日時によるところはあるかもしれませんが。

ちなみに、収蔵品展も、ムンクの版画などが多数あり、充実したものでした。


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休日乗り放題きっぷ

新年も世界史系展覧会や美術館に行きたいとき、行ける時があるかもしれません。そういったとき力強い味方になってくれる「休日乗り放題きっぷ」を今日は紹介したいと思います。

これは、休日(土日祝)1日限定で使える切符で、東海道本線豊橋~熱海、身延線富士~甲府、御殿場線全線を自由に乗り降りすることができるものです。価格は2720円。浜松から草薙までが片道1520円なので、それ以上の距離を往復すると、通常運賃より安くなります。

青春18きっぷと違い、休日ならば1年1じゅういつでも購入できます。また、特急券を買えば特急(新幹線を除く)を利用できます。

ただし、JR伊東線や、熱海伊東のJR(湯河原方面)では使用できません。御殿場線で国府津へ行くことは可能だが。

私は、静岡市美術館などへ行くときにも活用しています。途中下車も自由にできますし。

ちなみに、駅から徒歩や公共交通機関で行ける美術館には以下のようなものがあります。

静岡駅から
静岡市美術館 徒歩数分で行けます。世界史系展覧会も多い。
静岡近代美術館 これも歩いて行ける。少し遠いけれども。日本が中心だが、現代の西洋画もある。

草薙駅から
静岡県立美術館 静岡県立大学に向かって歩きましょう。常設のロダン館もあります。
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清水駅から
フェルケール博物館 バスで。海外との貿易や船そのものについて学べます。
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三島駅から
ベルナール・ビュフェ美術館 シャトルバスで。教科書には出てこないが、独特の線と雰囲気は見る価値あり。

熱海駅から
(JR伊東線やバスを現金で払う必要はあるが)
池田二十世紀美術館 常設でダリやピカソを見ることができます。


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人道の港 敦賀ムゼウム

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福井県の敦賀市(つるがし)にある、「人道の港 敦賀ムゼウム」へ行ってきました。これは、杉原千畝さんに関連する資料を展示した資料館です。杉原千畝さんは、日本の外交官です。彼は、ナチスによるユダヤ人迫害の時代に、領事としてユダヤ人亡命のためのビザ(命のビザ)を発行し、数千人の命を救った人物です(省の命令に反してこれを行った)。

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ところで、なぜその資料館が敦賀にあるのかということです。これは私は初めて知ったのですが、亡命してきた人たちが日本へ入るとき、玄関口となった港が敦賀なのだそうです。このとき亡命した人々は、敦賀を「ヘブン」と呼んだそうです。アブラハムの宗教の人々をしてそう言わしめたのです。

資料館には、そのほかにも亡命した人々の証言、当時の敦賀の人々の証言、ビザ、紹介VTRなどがあり、広くはありませんが、杉原千畝さんに関して、理解を深めることができます。結構感動的な施設です。入館料は100円です。

アクセスは、敦賀駅から1時間に1本くらいですが、「ぐるっと敦賀周遊バス」が出ているので、それに乗っていくとよいでしょう。駅から歩いていくことも、地図があれば可能です。行く途中には、博物館や赤レンガ倉庫など、いくつかの見どころもあります。

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赤レンガ倉庫


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新年のあいさつ

いかがお過ごしでしょうか?

2020年になりました。新大学入試ややがて始まる「歴史総合」など、いろいろな課題はあります。

本ブログでは、その役に立つかどうかははなはだ不明ながら、世界史スポットや展覧会、本や小ネタなど紹介していければと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

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もちろんペスト菌を運んでいるわけではありません。
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年末のあいさつ

ブログを読んでくださった方、ありがとうございました。早いもので、もう2019年が過ぎ去ろうとしています。皆さん、お元気ならば幸いです。

十分な更新ができるかどうかはわかりませんが、来年も変わらずご笑読いただければと思っています。

新年にまたお会いしましょう。


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バトンをつなぐ

大掃除をしていて、本を見つけて、古本屋さんへ売りに行く。そうしたら、あまりに値段が安かった、そんな経験をしたことはありませんか?私は何度もあります。

そのような時におすすめの考え方(物の見方)をお伝えしたいと思います。それは本を売ったというより、本のバトンをつないだ、と考えることです。

誰かが売った本は、お店に置かれ、また誰かの手にわたります。それは、誰かの本がほかのだれかへとバトンのように渡されたといえます。私にとって不要な本でも、ほかのだれかに必要ということは多々あります。もしかしたら、私の手放した本をブログ読者の方が買っているかもしれませんし、逆に、私はだれかの本を買っているかもしれない、ということも考えられます。

それによって、必要な本を幸運にも手に入れることができた人もいたかもしれません。

そんな風に考えると、いいかもしれません。出版的な意味では、新刊も売れる必要はありますが。
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大掃除に寄せる

大掃除をしていたら、ダリの絵画が忘れ去られた部屋の片隅から発見された!!なんてことはあるはずもなく。2015年にも大掃除に関する記事を書き、そこでは本の整理は難しいなぁなんてことを書きました。

4年たった今でも全く変わっていません。頑張って売ったり整理したり泣く泣く処分したりしても、また増えているのでした。

文化の保存の観点からは、本は残したほうがいいというのは4年前と変わらない見解です。図書館の重要な役割の1つですし。

しかし、スペースは有限であるというのも事実です。売る、誰かに譲る、スペースを生み出して保存する、重要な部分を電子化して保存する、泣く泣く処分する・・・。1冊1冊によって異なってくるでしょう。

結局「こうすればすべてOK」という結論は今年も出ないのでした。おそらく、1冊冊と折り合いをつけながら、何年も過ごしていくのでしょう。それもまたよし、か。


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奇跡の芸術都市 バルセロナ [展覧会などの情報]

静岡市立美術館で開催されている「奇跡の芸術都市 バルセロナ」展へ行ってきました。バルセロナはスペインの都市です。スペインということで、ピカソなどの絵があるだろうと予想していってきました。

もちろん、ピカソやダリやミロなどの絵はあったのですが、絵だけでないのが今回の展覧会の特色の1つでした。むしろ、各時期や場所の特色ある家具やポスター、像などが目を引きました。

例えば、裕福な者たちの生活を感じさせるガウディの椅子、当時の風俗をうかがわせる演劇のポスター、虹のように輝く恐ろしく高価そうな装飾品など、明るさ、暗さ、華やかさ、などスペインの近現代のいろいろな側面を示しています。

もう1つ特筆すべきは、最後の展示室にある「スペイン内戦」に関する作品です。世界史ではピカソの「ゲルニカ」が有名ですが、本展覧会では、ピカソのフランコを風刺した作品、スペイン内戦に台を取ったピカソ以外の作品などがみられます。スペイン内戦がいかにスペインに大きなインパクトを与えていたかがわかる展示となっていました。

逆に、今回の展覧会は「ピカソ展」や「ダリ展」といったものとは違うので、それらだけを期待すると、少しイメージと違ってしまうかもしれません。

いろいろな角度からスペインの近現代を考えられる貴重な展覧会なのではないかな、と思います。そうそう、今回はお土産コーナーでチョコなどのお菓子が充実していました。食事もその国の文化をとらえるよいツールですね。

ウェブページのアドレスです。
http://shizubi.jp/exhibition/191115_02.php
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