インドの街並みを望む

浜松市天竜区にある秋野不矩美術館で開催されている「インドの街並みを望む」展へ行ってきました。

この美術館は、小さな山の上にありますが、バス停で降りて少し歩けば行くことができます。

美術館自体が素敵な作りです。

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中に入ると、靴を脱いで、スリッパ、そしてはだしになって回ります。

今回展示されていたものは、インドの街並み、寺院そしてその素描や下絵でした。

秋野不矩さんの絵は、静けさを感じさせるものが多く、美術館のつくりもそれによくあっているように思われます。最初は町やその壁。土でできており、渇いた静寂があります。次には、少し足元が涼しい白い大展示室があり、そこには寺院の絵が大きく展示されています。それぞれの神をまつったヒンドゥー教寺院、石窟の仏教寺院などの絵を見ることができます。礼拝というと、時に賑やかなイメージがありますが、静謐の祈りがここにはあるようです。

今回は二階で、「三彩創展」という、抽象的現代画の展覧会も同時開催されていました。形や色によって訴えかけてくる作品を見ることができます。



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