ブラマンク展 [展覧会などの情報]

静岡市立美術館で開催されている「ブラマンク展」へ行ってきました。ブラマンクは、19~20世紀にかけて活躍した画家で、「野獣派(フォービズム)」に分類されます。フォービズムというと、原色が多く、力強い色彩の絵が特徴的潮流です。教科書では、マティスやブラックが代表的な画家として挙げられているでしょう。

ただ、ブラマンクの絵は多くの場合、フォービズム的な明るさより、寂寥感、重々しさなどが先立っているような印象を受けました。雪の町など、白い街並みを描いているという点でユトリロ、空などの点でゴッホなどを連想させました。風景画が多く、絵の具がこんもりと盛り上がった迫力がありました。空や海もまるで流れているかのようなものでした。

私は土曜日に行ったのですが、なぜだかとても空いていて、じっくり見ることができました。私の一押しの絵は、白い雪景色の中に教会がたたずんでいる「雪の教会」です。

ぱっと見の印象では似たような絵が多くありますが、空の違いなどに着目してじっくり見るのもよいと思います。館内は涼しいので、避暑にも良いと思います。

ウェブページのアドレスを張っておきます。
http://shizubi.jp/exhibition/future_180728.php
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