センター試験世界史 第二問

第二問

問1 アラム人は陸上交易です。海上交易はフェニキア人。

問2 貿易港を広州に限定。bのほうがヨーロッパとの貿易がしやすそうな市だから、という推測も成り立つ。広州の位置を選ぶ問題は、過去に出題例がある。

問3 マリンディはきついかもしれない。ポンディシェリはインドの都市なので、アフリカでないことは明らか。

問4 ちょっと細かいか?場所的にソ連に占領だれたいないだろうとは想像がつくが、カルマル同盟やとるでしりゃす条約そのものを知らないと判別不可。

問5 ポルトガルの拠点はゴア。そして、さらにマカオを拠点に明との貿易を行った。ベンガルの位置を選ばせる問題は出題例がある。

問6 「ローマ進軍」がイタリア統一の戦争だと勘違いすると、迷宮入りする。

問7 アメリカ南部では、綿花のために奴隷を使用していたので、正解は簡単。むしろ後の選択肢が難しい。ジョン=ケイの「飛び杼」は布づくりマシーンであって、糸をつむぐ紡績機ではない。

問8 カピチュレーションは、オスマン帝国がヨーロッパに与えたものなのだが、流し読みすると間違える。見直しの必要性が示されている。注意力の試験でもある。

問9 ギリシアの独立など、オスマン帝国の弱体化が続いたので改革のためタンジマートを行った、という流れを理解していればよい。流れの構築を問う良問と思う。ちなみに、同じ感じでワッハーブ派の運動もムハンマド=アリーの運動も19世紀前半に起こっている。


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