古の地図 [近世ヨーロッパ]

きょうの新聞に、興味深い記事が載っていた。

いまから500年前の、アメリカをはじめて載せたヨーロッパ製地図の改訂版が発見されたという(1)。

その頃はもう地球が丸いということが分かっていたので、そういった地図になっています。地球儀を分解したような地図で、組み立てると円形になるものです。輪郭に関しては、アフリカ大陸もかなり正確です。おそらく、喜望峰経由で大航海時代の船乗りたちがアフリカ沿岸を公開したからでしょう。逆に、アジアはちょっと微妙な輪郭になっているような気がします。

今回の記事で一番面白いことは、その地図がたまたま昔の本の間に挟まっていて、たまたま発見されたということです。かなり価値があるもののようなのに(別バージョンの地図は8000万円くらいの価値があるという)、思いがけないところからひょっこり出てきたのです。

ひょんなことから新しい発見があり、過去のことが分かってきて、新しい世界像が作られていく。面白いです。



(1)静岡新聞 7月5日朝刊
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