会えないとさびしいです。 [オリエント・ギリシア・ローマ]

文化史の勉強は、本来はその作品を呼んで、時空を超えてその作者と対話するというのが好ましい。たとえ何回で分からないような作品であったとしても。しかし、受験生にそれほどの時間があるということはなかなか難しい。しかも文化史は後回しになる場合もおおい。そこで今日からの課外授業は文化史で行こうということにした。倫理の対策にもなるしね。

ということで、今回はそれにまつわるくだらない(本当にくだらない)語呂合わせを書いておきたい。語呂合わせには、くだらないほど忘れないという法則もありそうなので・・・わずかでも役に立つならば幸いなのだが。講座を受けた人は復習のつもりで見てほしい。ついでに作品の簡単な紹介も載せておく。

『アエネイス』・・・ギリシアから放浪の旅に出たので、ギリシアの人とはもう会えねいっす。ああくだらない。

『ローマ建国史』リヴィウス・・・ローマンヒストリーヴィウス・ああくだらない。狼によって生まれた子ども(そういえば『元朝秘史』もそうだ)たちが、どちらが国を建てるか決める鳥占いをして・・・という面白い建国神話などが書かれています。上巻だけしか出てないのがショック。

『対比列伝(英雄伝)』プルタルコス・・・・堆肥はプルプル、AU電話プルプルプル・・・など。ギリシアの授業を行うときに欠かせない資料です。ソロンが改革を行い追放された経緯や、ペイシストラトスが政権を奪取した方法などを知ることができます。「対比」というのは、英雄をほかの英雄と対比して書いている部分があるためです。「堆肥」というのは、たとえば生ごみなどを発酵させた、土壌改良のための資材です。本当はプルプルというよりも、ふかふかしています。

『ゲルマニア』タキトゥス・・・・ゲル状の滝、もしくは滝マニア。どろどろした滝を思い浮かべてください。一生忘れられないと思います。滝マニアはきっと実在するはずです。古代ゲルマン人は賭博を真剣に行うとか、仕事をするための忍耐がないとか、酒に目がないとか書いている。ゲルマン人の占いの仕方なんかもある。もう酒マニアでいいや。部屋に入れないや。

『地理誌』ストラボン ・・・(ストラ)盆地の地理。文字通り地理を記したものだが、未読。

『博物誌』プリニウス・・・・自動車のプリウス博物館に飾ってあるイメージ。これは私が高校生のときに使った記憶法です。


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