リスキーダイス [古代インド・東南アジア]

授業は、古代インドの歴史に突入しました。要するに、インダス文明のお話です。インダス文明は、今から4000年以上も前に、インドで生まれた、ドラヴィダ人たちによる文明です。

インダス文明というと、レンガ造りで大浴場も見られる、モエンジョ=ダーロ(モヘンジョ=ダロ)や、ハラッパーといった遺跡が有名でしょう。では、それらの文明の出土物には、どのようなものがあるでしょうか?

今回の授業は、その辺りに焦点を当てつつ、インダス文明とそこでの暮らしについて学んでいきました。では、どのようなものが出土したでしょう?まずは、四角いあれです。そう、サイコロです。現代のサイコロと同じく、丸の数で数字を表しています。(ただし、2については、丸の位置が異なっています)。そのほかにも、ゲームボードらしきものも発掘されているので、すごろくのような遊びをしたのか、とも考えられます。ただし、占いや賭けに使われたとも言われています。ちなみに、ローマでもサイコロは発見され、「カラカラ浴場」でサイコロ遊びが行われていたようです。このように見ると、文明の歴史とともに遊びもあったのだなぁと思われます。昔の人も遊びたかったのですね。

ほかには、牛がひく車の模型もありました。生徒たちの観察によると、馬に見えたようですが・・・。牛車という発想は馬車に比べてなじみが薄いのかもしれません。その車には、ツボやクワなどが積まれていました。そのようなところから、当時の暮らしの様子を想像することもできますね。

そのほか、動物をかたどったと思われる複数の模型も存在しました。何の動物か、ということが話題になりましたが、すべて実在の動物なのかも分かりません。動物をよく観察しているなというのが第一印象。宗教的な意味合いも模型にはあったのだろうか?インダス文明に関しては、文字が解読されればいくつか新しいことが分かるかもしれません。

今日の一言
「インダス文明を勉強して、いいんだすか?」
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