ナイト・ミュージアム3 [映画・DVD]

観てきました。笑いどころが多く、素敵な作品でした。

ネタバレに留意しつつ、世界史的な観点も含めて書いていきたいと思います。

登場キャラクターは、1,2でおなじみのアメリカ元大統領のセオドア=ルーズベルト、フン族の王アッティラ、ローマの皇帝オクタヴィウス(オクタウィアヌス)、ネアンデルタール人、西部開拓時代のジェデダイア、アメリカの探検隊を案内したサカジャウィアです。本作で初登場したキャラクターは、『アーサー王物語』のランスロット、東南アジアのガルーダ神の像、インドの神々の像、ギリシア彫刻などです。神や像関係はチョイ役です。

サブタイトルは「エジプト王の秘密」で、最初の発掘現場の場面など、ややエジプトっぽいものがみられます。

世界史のお勉強という観点での、見どころを挙げておきます。

1.ローマの街
なんと、オクタウィウスにとっては懐かしいローマの街の展示が登場します。あるローマでの出来事が再現されるのですが、それが何かは見てのお楽しみ。

2.大統領の名言
なぜかケネディの「君たちが国のために何ができるかを問いなさい」というセリフをルーズベルトが言っています。さらに「棍棒(こんぼう)を掲げて穏やかに話せ」というセリフも登場しました。まさかこれが聞けるとは。

3.宗教
一神教と多神教、出エジプトをめぐる会話が出てきます。寛容の精神がさりげなく説かれている。なお、今回登場したファラオ(たぶん架空だと思う)は、「出エジプト」以前のファラオであるようだ。

4.東洋趣味?
大英博物館の展示物で、水墨画などが出てきた。

どうも、続編はなさそうだ。もっと動き回る世界史の人物を見たかったのだが、残念だ。

あらすじ等気になる方は、公式のウェブサイトをご覧になるとよいと思います。
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