衣食住は面白い [地理人]

地理の勉強をしています。世界の衣食住の分野です。こっそりいいますが、図書館で子供向けの絵本などを借りてきました。そちらのほうが面白いトピックスがたっぷりあったりします。

この分野の面白いところは、一見不思議な感じのする独特の衣食住の様式が、地理の理論によって説明できるところだと感じています。

たとえば、熱帯の高床式住居は、スコールによる浸水や湿気を避けるためにそういうつくりになっており、木が豊富だから木造の住居で、雨が落ちやすい三角屋根である、といった具合です。対照的に雨の少ない砂漠気候区では、屋根は平らになっているものが多い。

食べ物に関しては、いろいろなアプローチがありますが、今回は「世界のマクドナルド」というネタから授業を構成してみようかなと思っています。お楽しみのためにここでは詳しくは書きませんが、お時間があればネットで「世界のマクドナルド」などと検索してみると面白い情報が出てくると思います。たとえば、豚肉を食べてはいけないはずの地域にもマクドナルドがある。ではハンバーガーはどうなるの?といった具合です。特にヒンドゥー教とイスラームのあるインドのマクドナルドが面白いです。

無論人間には良くも悪くも自然を改変してしまう力がある。しかし、基本的にはその自然環境に規定されて生きていくのだ。だから衣食住には、その地域の環境が強く反映される。「民族衣装」「世界の住居」などのキーワードで検索してみると、いろいろな発見があると思います。


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