2014年 センター試験世界史 その1

現代史の問題がかなり多く、苦戦したところもあるのではないでしょうか?語句選択の問題がそれほど紛らわしくないのは救いでした。いくつか問題を取り上げて、簡単なコメントや解説をしていきたいと思います。

第1問

問1 唐を弱らせた反乱と、唐を滅ぼした人物を選ぶ。誤選択肢の呉楚七国の乱は前漢、景帝時代の反乱。

問2 中東戦争は紛らわしいが、第一回はパレスチナとイスラエルの、イスラエル建国をめぐっての争いである。

問5 ワヤンは用語としては細かいが、しばしば見かける。ただし、パガン朝はミャンマーが明確であるので解けるだろう。

問6 GATTやWTOの目的は、関税を下げて自由貿易を目指すところにある。

第2問

問3 ユンカーはプロイセンの貴族。ビスマルクもユンカー出身だ。

問7 ストウ夫人はやや細かいが、ヘミングウェーはスペイン内乱参加が有名なので、識別可能。リンカーンの奴隷解放宣言はあまりにも有名だろう。

問8 アメリカ労働総同盟は難しいだろう。成立は19世紀後半で、産業革命を経ての労働者の権利を求める動きとなっている。

問9 戦間期の出来事としてとらえておく。ちなみにトルコのケマル=パシャの改革でも女性参政権が導入されている。

第3問、第4問は次回。

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