絵本で世界史 [本の紹介]

某古書店で、世界史に関係する絵本を2冊手に入れました。1冊目は『こども伝記ものがたり4 コロンブス』という本です。2冊目は、『ワンダーおはなし館 ドン・キホーテ』という本です。

前者は、コロンブスの簡単な伝記で、子ども時代からサンサルバドル島へ着くまでを描いています。漢字表記はまったくなく、絵はふんだんに使われています。無論『コロンブス航海誌』から見て恐ろしくあっさりしていますが、途中でのいざこざや大航海時代以前の海洋観などもうまく描いています。

後者はセルバンテスの大作『ドン・キホーテ』のスーパーダイジェスト版です。ぜひ翻訳で原作を読んでみてください。絵本版はなか中いい味を出している絵です。有名な風車のエピソードなどが描かれています。

絵本は確かに物足りないイメージがあります。しかし、自分が詳しくない人物を見る取っ掛かりとして捨てがたいものがあります。絵だけぱらぱら見ていても楽しいですし。

授業でも、絵をささっと示したり、回覧して速読?するというような使い方ができるのも絵本ならではでしょう。小さいうちから世界史ワールドに触れられることも得がたい魅力です。


コロンブス (絵本版 こども伝記ものがたり)

コロンブス (絵本版 こども伝記ものがたり)

  • 作者: 香山 美子
  • 出版社/メーカー: チャイルド本社
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 大型本




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