DVD『十字軍』を観た [アイテム紹介]
500円DVDシリーズになっていたセシル監督の『十字軍』を観ました。授業では、最初の10分くらいを登場王の紹介としてみた作品です。
時代は「イスラームとキリスト教の戦い」といわれる十字軍の、第三回目の遠征を扱っています。最初は、イスラーム勢力によって聖地エルサレムの十字架が引き摺り下ろされ、奴隷が売られるという衝撃的なシーンから始まります(本来は、聖地を手に入れた後、イスラーム勢力は捕虜を非常に丁重に扱った)。そして、そのような惨状に対して老師が各国の王に対イスラーム軍の結成を呼びかけていきます。
その次にリチャード1世というイギリス王を中心に、軍に参加する王が紹介されます。リチャード1世は「獅子心王」とのあだ名を持つ勇猛なる人物です。本作品では豪腕の鍛冶屋を殴り負かすシーンがあります。
まあ、彼らの参加で十字軍が開始され、その後は旅中で起こったリチャード1世のロマンスや、イスラームのリーダーサラディンの描写や、両軍の戦いなどが描かれていきます。
人物などは基本的に史実に基づいていると思いますが、ドイツ王が溺死した件が描かれなかったり、ロマンスのいきさつが映画的になっていたりということはありました。個人的にはサラディンはもっとかっこよく、もっと立派でもよいのだが。
いまから70年以上前の、当然白黒の作品であるが、十字軍の持つ世俗的な側面や、ムスリム特にサラディンの寛容さなども描かれています(まあサラディンはもっと昔からそういう扱いだが)。
授業で活用するとすれば、王の紹介として使うか、当時の攻城戦の様子を示すために使うか、といったことが考えられます。白黒ではあるが、火の熱さなどは十分に伝わってくるであろう。
時代は「イスラームとキリスト教の戦い」といわれる十字軍の、第三回目の遠征を扱っています。最初は、イスラーム勢力によって聖地エルサレムの十字架が引き摺り下ろされ、奴隷が売られるという衝撃的なシーンから始まります(本来は、聖地を手に入れた後、イスラーム勢力は捕虜を非常に丁重に扱った)。そして、そのような惨状に対して老師が各国の王に対イスラーム軍の結成を呼びかけていきます。
その次にリチャード1世というイギリス王を中心に、軍に参加する王が紹介されます。リチャード1世は「獅子心王」とのあだ名を持つ勇猛なる人物です。本作品では豪腕の鍛冶屋を殴り負かすシーンがあります。
まあ、彼らの参加で十字軍が開始され、その後は旅中で起こったリチャード1世のロマンスや、イスラームのリーダーサラディンの描写や、両軍の戦いなどが描かれていきます。
人物などは基本的に史実に基づいていると思いますが、ドイツ王が溺死した件が描かれなかったり、ロマンスのいきさつが映画的になっていたりということはありました。個人的にはサラディンはもっとかっこよく、もっと立派でもよいのだが。
いまから70年以上前の、当然白黒の作品であるが、十字軍の持つ世俗的な側面や、ムスリム特にサラディンの寛容さなども描かれています(まあサラディンはもっと昔からそういう扱いだが)。
授業で活用するとすれば、王の紹介として使うか、当時の攻城戦の様子を示すために使うか、といったことが考えられます。白黒ではあるが、火の熱さなどは十分に伝わってくるであろう。
2012-03-20 18:37
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