ボローにゃ [中世ヨーロッパ]
「センターで高得点を、入学後は世界の名著を」を勝手にスローガンに掲げて行われている土曜日の文化史講座の復習のために語呂合わせを載せておく。はじめにいっておくが、くだらない。しかし、それゆえに覚えられる。
(大学の名前とその専門学科)
サレルノ大学は医学、ボローニャ大学は法学。この2つはセンター試験にしばしば登場している。
覚え方
「サレルノ大学で手術されるの?」これはたぶん生徒の皆さんも覚えていたはずだ。実際にサレルノ大学では、中世の時代に解剖学も研究していたようである。
ボローニャの「ボ」はほうりつの「ホ」。これはまったくの無理筋だが、ないよりはましということでお許しあれ。ちなみに、『神曲』で有名なダンテ=アリギエーリもボローニャで学んだ人であるらしい。
(騎士道物語)
センター頻度で言うと、「『ニーベルンゲンの歌』はゲルマン人の伝承に(一部)基づいている」ということが狙われそうだ。話自体もなかなか面白いが(「不死身」の騎士とか、ドラゴンとか、伝説の剣とかが出てくる)、話のあらすじに突っ込んだ出題はセンターでは見た記憶がない。ちなみに、ドイツロマン派のリヒャルト=ワーグナーはこの作品をモチーフに『ニーベルングの指輪』を描いている。4日4晩で演じられる大楽劇だ。CD(多分ハイライト)を買う予定でいる。『ニーベルングの指輪』に関しては漫画もある。
(覚え方)
ニーベルンゲンの「ゲン」とゲルマン。これもかなりこじつけである。
ちなみに、ほかの代表的な物語は『ローランの歌』『アーサー王物語』。前者はカール大帝と騎士ローランのイスラーム教徒との戦いを描いたもの。ローランとコーランが似ているが・・・?後者は伝説の剣を抜いたアーサー王と、その後の円卓の騎士の英国統一を描いた作品。これに関しては、映画やアニメなどの作品化が多い。これは講座中に某君が指摘してくれたとおりである。なお、岩波文庫『ローランの歌』はしばらく前に本ブログで紹介した。
(教会建築)
ロマネスクからゴシックへ・・・・ロゴ
私は高校生のときこう覚えた。たぶん「レゴ」ブロックで教会が作れるようなイメージがあったからだろう。
こうして書いてみると、いまのわれわれも日本語でこの時代の作品を読めるばかりでなく、それに基づいた派生作品も多い。難しい岩波文庫を敬遠する方も、映画や漫画や音楽などでも触れることができる。世界史への扉の広さを感じさせてくれる。
次回の講座はルネサンス。ここで紹介される本はいろいろな意味で読むことを勧められないものもある。
(大学の名前とその専門学科)
サレルノ大学は医学、ボローニャ大学は法学。この2つはセンター試験にしばしば登場している。
覚え方
「サレルノ大学で手術されるの?」これはたぶん生徒の皆さんも覚えていたはずだ。実際にサレルノ大学では、中世の時代に解剖学も研究していたようである。
ボローニャの「ボ」はほうりつの「ホ」。これはまったくの無理筋だが、ないよりはましということでお許しあれ。ちなみに、『神曲』で有名なダンテ=アリギエーリもボローニャで学んだ人であるらしい。
(騎士道物語)
センター頻度で言うと、「『ニーベルンゲンの歌』はゲルマン人の伝承に(一部)基づいている」ということが狙われそうだ。話自体もなかなか面白いが(「不死身」の騎士とか、ドラゴンとか、伝説の剣とかが出てくる)、話のあらすじに突っ込んだ出題はセンターでは見た記憶がない。ちなみに、ドイツロマン派のリヒャルト=ワーグナーはこの作品をモチーフに『ニーベルングの指輪』を描いている。4日4晩で演じられる大楽劇だ。CD(多分ハイライト)を買う予定でいる。『ニーベルングの指輪』に関しては漫画もある。
ニーベルングの指環〈上〉序夜・ラインの黄金、第一夜・ワルキューレ (中公文庫―マンガ名作オペラ)
- 作者: 里中 満智子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/10
- メディア: 文庫
(覚え方)
ニーベルンゲンの「ゲン」とゲルマン。これもかなりこじつけである。
ちなみに、ほかの代表的な物語は『ローランの歌』『アーサー王物語』。前者はカール大帝と騎士ローランのイスラーム教徒との戦いを描いたもの。ローランとコーランが似ているが・・・?後者は伝説の剣を抜いたアーサー王と、その後の円卓の騎士の英国統一を描いた作品。これに関しては、映画やアニメなどの作品化が多い。これは講座中に某君が指摘してくれたとおりである。なお、岩波文庫『ローランの歌』はしばらく前に本ブログで紹介した。
(教会建築)
ロマネスクからゴシックへ・・・・ロゴ
私は高校生のときこう覚えた。たぶん「レゴ」ブロックで教会が作れるようなイメージがあったからだろう。
こうして書いてみると、いまのわれわれも日本語でこの時代の作品を読めるばかりでなく、それに基づいた派生作品も多い。難しい岩波文庫を敬遠する方も、映画や漫画や音楽などでも触れることができる。世界史への扉の広さを感じさせてくれる。
次回の講座はルネサンス。ここで紹介される本はいろいろな意味で読むことを勧められないものもある。
2011-10-16 22:01
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