実は私たちも楽しんでいる明の文学 [明・清]

現在、明の文化史の小道具と資料を作っています。やはり注目すべきは『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』の、明の4大奇書でしょうか。このタイトルから分かるとおり、私たちが楽しんでいる三国志の物語や、孫悟空の冒険は、その端を明に発するのですね。

授業の限られた時間では、もちろんすべてを読むことなどで気はしません。それでも、できる限りこれらの作品を味わえる構成にしていきたいところです。というわけで、横山光輝作品や日本語訳の引用などを用いたプリントを作り、興味深そうなシーンをダイジェストで紹介していきたいと思います。小説、漫画も持っていってじかに触れてもらう予定です。

そのほか技術書の『天工開物』も東洋文庫が手に入ったので、その挿絵を利用してプリントを作る予定です。(ちなみに、駿台のセンター実践問題集には、その作品の写真から著者の名前を選ばせる問題があった)。これは、塩の作り方などの技術を説明した興味深い本です。

ここを授業で扱うのは次々回くらいになりそうですが、皆さんも授業では明の文化の世界に飛び込んでいきましょう。


人中の呂布 馬中の赤兎.jpg

また紙芝居シリーズを作ってみたorz 左が張飛だけど、わかるかなぁ?

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